今回は格闘技/ボクシングなどの打撃系競技におけるボディーブローについて書いていきます。
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ボディーブローって何?
こんな具合に相手のお腹を叩く技です。ボディープロテクター越しでも効くことがあります。
ボクシングや格闘技といった戦う競技で相手のお腹にパンチすることです。
ボディーで狙う場所は鳩尾(みぞおち)、胃、肝臓、心臓と様々です。
ボディーブローを打つとどうなるん?
左ボディーブローから左ハイキック。ボディーを受けたことによりガードが下がったところにキレイにハイキックが決まりました。このように打ち分けることでダメージ大の技を当てることにつながります。
人間は強い衝撃を受けると脳みそが揺れてしまいます。
そのため格闘技ではできる限り選手は頭に打撃を受けないためにガードを固めます。
なので、ボディーを叩くことで相手の意識を下に向けさせて、顔面のディフェンスをおろそかにすることができます。
さらに、腹筋が弱い相手だとボディーへの攻撃でKOすることもできる。
また強烈なボディーブローを叩き、そのボディーを打つモーションを見せるフェイントから足、顔に攻撃を打ち分けることが可能になってくるのでボディーブローは打てるなら打たないともったいない箇所であります。
ボディーブローって効くん?
すごく効きます!ボディーで倒されると地獄の苦しみを味わうことになります。
よく「ボディーはじわじわ効く」と表現されることがありますが【水曜日のダウンタウン】で検証されたことでわかるとおりハードパンチャー(パンチ力が強い人)や、まともにクリーンヒットすると
一撃で甚大なダメージを負うことになります。
デンデン太鼓のように回して打つと遠心力の影響で破壊力が高い一撃になります。
溺れて息が出来なくなるような感覚に近いのではないでしょうか。
肝臓にもらうと、単純に痛いです。地獄の苦しみ。その場にうづくまってしまうほどです。
練習前に何か食べていたらリバースしてしまう人もいるぐらい吐き気がすることがあります。※練習中にボディーを受けておもちゃ売り場で駄々をこねる子どもみたいになったことがあります。ものすごく痛かった!その日は練習する1時間前に天下一品を食べてきていました。全部トイレで吐きました。
心臓に強打をもらうと失神、心臓震盪(しんぞうしんとう)を最悪の場合は命を落とします。
漫画以外で心臓打ちが決まったシーンは見たことがないし、実戦で決めるのは難しいです。漫画ではハートブレイクショット、金剛(こんごう)という技名で登場していてどちらも強力な必殺技。
ボディーブローのリスク
ボディーを打つことに集中していて右のガードが下がっています。
相手が左右どちらか返した場合、顔に打撃を受ける可能性大!
そのため、ボディーを打つときは自分の顔面を守っているガードを下げて打ちに行く必要があります。
ボディーを打ちに行くときに相手の反撃で顔に攻撃をされる危険があります。
また顔や足に攻撃するときより
接近をしないとボディーを叩くのは難しいです。
ボディーを叩くために
いきなり叩きに行くのではなくコンビネーションでアタックして相手のガードを上に集めさせてその隙にボディーを叩く。または目線のフェイントで上を見ながらボディーへアタックする。さらに相手の攻撃のカウンターで当てるなどの工夫は必要であります。
ボディーブロー体験からオススメを語ります。
【参照元:格中 -Fighting Addict-】
格闘技を今まで十何年してきて
ボディーブローでダウンしたこともダウンをさせたこともあります。
ダウンを取ったことのある攻撃は
左ボディーフック、右ボディーフック、右ボディーストレート。
オススメしたい左ボディーを打つタイミングは
顔面に攻撃を集めることでガードを固めさせて、
ボディーのガードが甘くなったところを狙って
相手の肘の後ろ、背中を打つぐらいの気持ちで奥を狙うと当たりやすいです。
理由は相手も少しバックステップしていることが多いため
ちょうど良いところにヒットします。
腎臓(キドニー)に刺さると反則技になるので注意は必要ではありますが(;´Д`)
小指から当てると効かせやすい。
それとミドルのカウンターで踏み込んで当てるとダメージを与えやすい。例えば左ミドルキックにカウンターで左ボディー、はじいて右ストレートから左ボディー。
右ボディーは右STに合わせて右ボディーST。
これはカウンターのタイミングなので1発で効かすことも可能。
ただフェイントでヒザ蹴りやハイキックだと大ダメージを負うリスク有りなのでハイリスクハイリターンです。
ボディーでダウンを取られた経験で有効だなと感じた攻撃もお伝えします。
それはサウスポー(左手が後ろの構え。以降サウス)が繰り出す左ボディーパンチ。何回倒されたかわからないほどです。オーソドックス(右手が後ろの構え。以降オーソ)の相手に対してサウスの左ボディーは急所の集まっている右半身にダイレクトにヒットするため強力。
なのでサウスの選手は左のボディーを叩かないともったいないと思います。右フックで飛び込んで左ボディーフックや、ジャブで揺さぶってボディーストレートがオススメです。
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