左手が前のオーソドックス同士での左ミドルについて書いていきます。
そもそも左ミドルって何!?
オーソドックスにおける前足である左足で相手のボディーを狙って蹴るキックのことです。
こんな感じです。
【参照元:SHOOT BOXING NEWS】
右側に急所である内臓が密集しているためクリーンヒットすると一発で効かせることが可能なので左のミドルを蹴ることは非常に有効といえます。
左側は基本的にはものすごいハードパンチャーやハードキッカーではないと1発で効かせることは困難です。
スイッチミドル
後ろ足である右足と前足の左足を組みかえて蹴る蹴り方です。
スイッチミドル
かっこいい左ミドル。イケメンがやるとどんな技もかっこよく見えますね(笑)
頭と骨盤の高さを平行に保てるように足を入れ替える。このとき右足は相手から内股が見えるように蟹股にします。
右足は地面を踏ん張れるように曲げておく。蹴った後は基本的には元にあった場所に戻します。
近い間合いのときに使うのがベターです。
すり足でおいかけて左ミドル
下がる相手に対して追いかけてアタックするときに有効な蹴り方です。
パンチからすり足ミドル
パンチで嫌がって下がった相手を追いかけての左のミドルキック!このときにパンチで顔面のガードを誘っておいてがら空きのボディーに左ミドルをジャストミートさせれたら甚大なダメージを与えることができます。左ミドルでのターゲットポイント
おなかや腕です。
右のパンチが強い相手に対して腕を潰すことを目的に右腕を蹴るミドルハイ、
右ストレートのカウンターのタイミングで腹を蹴ったり多種多様な蹴り方も可能です。
ボディーにクリーンヒットすると・・・?
おなかに強烈なのが入ると呼吸困難に陥り息が出来なくなります。
ボクももらったことがありますが息が出来ない+痛くて動けないです。
まさに地獄の苦しみ!
じゃあ腕にミドルキックは・・・?
1撃で腕を破壊することは相当なハードキッカーでない限りは当たり所がすごいよくないと、難しいです。基本的には何発も蹴って徐々に腕を壊していくやり方になります。壊したら腕が上がらなくなったり右のパンチが打てない、打てても威力が半減することになります。
左ミドルをフェイントで使う
スイッチミドルフェイント→スイッチストレート
左ミドルキックはフェイントで別の技を当てるときにも活用できる。
画像にもあるスイッチミドル→スイッチストレートの例をとって説明します。
1.まずスイッチミドルを蹴って相手の目に左ミドルを蹴る動作を覚えさせる。対人中に何度か蹴ってガードの癖を確認します。
そして、いよいよスイッチストレートを当てるときにスイッチミドルと同じフォームでスイッチストレートを繰り出すとミドルキックのガード動作に入っている相手にクリーンヒットさせることができます。
このように左ミドルはほかの攻撃を当てるための動作としても使えます。
最後に・・・左ミドルを蹴る注意点
便利な左ミドルではありますがその分カウンターの技も多数存在しています。
例えば、
①左ミドルを蹴ってきたタイミングに合わせて、斜め前に踏み込んで左フック
②左ミドルを流して左のミドルを蹴る
③左ミドルキャッチ、投げ
④左ミドル、ブロッキング、パンチのカウンター
などなどがあります。総合格闘技の試合だとキャッチされて寝技に持ち込まれるリスクもありです。
なのでメリットデメリットを理解した上で、左ミドルの練習に励んでいただければと思います。
練習や動画を見ていて何か発見がありましたら付け足して書いていきますのでお時間ございましたら再チェックをよろしくお願いします。
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