2017年11月7日火曜日

格闘技・ボクシングのオーバーハンドのコツを教えます♪

愛知県名古屋市 各所で格闘技(キックボクシング・ボクシング)のレッスン筋力トレーニングのマンツーマンレッスンをしている和田教良です。

オーバーハンド
パンクラス300大会で倉岡幸平選手(蒼天塾あざみ野道場)に決めたオーバーハンドです。

銭湯のサウナで野球を見ていてオーバーハンドについて書きたくなったので書きます。
※今後、動画を見たり練習する中で 新たな発見や気づきがあったら、その都度書き足していきますので、お時間あるときに再閲覧くださいませ。(更新2019年12月04日)


オーバーハンド/かぶせ


野球選手がボールを投球するフォームに似ているパンチで肩より上から相手に向かって大きく円を描いた軌道で当てるパンチのことです。
(引用元:極!野球道)
モーションを小さくして相手にボールを投げるようなフォームで出す。
写真は実際に投げちゃってます(笑)

ジャブに対してカウンターでかぶせてます。
こればっかりは駄目だけど、変化球としてもっていると便利。

オーバーハンドが得意な選手


1
怒涛のサモアン・フック
マイティー・モー
【参照元:バウトレビュー】
マークハントやレイセフォーは愛嬌あるけどモーはないなぁ・・・ガツガツした感じ。


フランソワ・ボタ戦、チェ・ホンマン戦が印象的でした。
ボタ戦の蹴りに合わせてオーバーハンドぶち当てたのがインパクト大!
ボタが攻撃するたびに声を出すのがうるさかった思い出があります(笑)

2
鉄の拳
マイク・ザンビディス


アルバート・クラウス戦、山本KID戦が衝撃でした。
意外と飛びヒザを繰り出したりもします。
オーバーハンドを避けるためにダッキングの動作をしていて飛びヒザされたら
自分から当たりにいってるようなものなので効く!
3
シュートボクシングの絶対王者
アンディー・サワー

【参照元:バウトレビュー

オーバーハンドをジャブにかぶせるのがうまい!
ドラゴ戦、オーレ・ローセン戦
MMAの試合でもかぶせてほしいです。

4
北の最終兵器
イゴール・ボブチャンチン

【参照元:バウトレビュー

オーバーハンドの亜種であるロシアンフックの名手。
高橋義生戦が代表的な試合。

5
ロシアンラストエンペラー
エメリヤーエンコ・ヒョードル

【参照元:バウトレビュー

基本的にロシアンフック。蹴りに合わせて出したりと強かった。
パウンドも大きく回して打って破壊力抜群。

6
ジ・アイスマン
チャック・リデル

【参照元:MMAタイランド

アリスターオーフレム戦で大逆転で決めたのがよかった。
勝利時のポーズがかっこいい!

7
ジ・アメリカンアスリート
ダン・ヘンダーソン
【参照元:バウトレビュー

右をとにかく狙うワンパンマン。
失神した後にも容赦なく殴る。
右がとにかく強い。
大山戦のオーバー当てて失神しているのに
そのままタックルという漫画に出てくる技みたいでかっこよかった。

8
京都のGSP
釜屋真

【参照元:バウトレビュー
格闘技の先輩でかぶせを教えてもらったことがあります。
試合でもかぶせでKOしてはるのを見た覚えがあったので選定。

9
ビックカントリー
ロイ・ネルソン
【参照元:格中 -Fighting Addict-

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ戦などオーバーハンドで決めた試合など多数。

10
シガーノ
ジュニオール・ドス・サントス(JDS)

【参照元:格中 -Fighting Addict-

後頭部気味にヒットしてること多い
技の性質上当たってしまうのかも!?

改めて見てみると、戦っている階級では低身長でどっしりとした選手が多いですね。

釜屋選手、サワー選手、JDS選手は
ジャブに対してかぶせる右クロスを有効に使っている選手。

リデル元選手は、綺麗なストレートなど直線を見せておいてから、変化球でオーバーハンドを出すなど技巧派。
ダンヘン選手ははじめから右の一撃とタックルを織り交ぜてくるのが驚異的。

オーバーハンドにつなぐコンビネーション


【参照元:格中 -Fighting Addict-


  1. ジャブ→オーバーハンド
  2. ボディージャブ→オーバーハンド
  3. インロー→オーバーハンド
  4. 左フック→オーバーハンド
  5. 左フック→オーバーハンド
  6. ボディー→オーバーハンド
  7. タックルフェイント→オーバーハンド
  8. 右ボディーフェイント→オーバーハンド

etc・・・


オーバーハンドからのコンビネーション

がっちりとした人がやってきたら結構怖い。写真は岩ちゃん。
キン肉マンに出てくるイワオの実写版。

  1. オーバーハンド→距離調整して左フック
  2. オーバーハンド→スイッチ右アッパー
  3. オーバーハンド→左ボディー
  4. オーバーハンド→奥足ロー
  5. オーバーハンド→タックル
  6. オーバーハンド→右ロー

etc・・・

カウンターで狙うオーバーハンド


【参照元:格中 -Fighting Addict-

  1. ジャブに対して・・・
  2. 右のパンチに対して・・・
  3. 右ローに対して・・・
  4. 左ローに対して・・・
【参照元:GIFMAGAZIN

ボクが食らったことのあるのはジャブに対してのカウンター
スタミナ切れを起こして、距離を取りたいために
イヤイヤ出したところに見事に合わされてフラッシュダウンしました。

オーバーハンドを出すときの注意したいところ


オーバーハンドを打った後相手の反応としては左のパンチを返してくる可能性があるので必ず右足を横に踏み込みながら
ダッキングの動作を混ぜましょう。右足を横に踏み込むことで右からのパンチをもらうリスクが少し減り、またダッキングの動作もしているので左のパンチを食らう恐れも少ないです。

おススメのオーバーハンドを当てるフェイント


ボクのオススメのオーバーハンドを当てる作りを紹介します。
【大リーガー作戦】

1.脇が閉まったまっすぐのキレイなストレートを打ちます。このときのストレートはとにかく脇を締めてシャープなストレートをだせるように意識して下さい。

2.対人中に何度もストレートを出して相手のディフェンスを覚える。こちらは相手に「まっすぐのストレート」を出すことを覚えさせる。

3.ストレートと同じモーションでオーバーハンド!これ結構な確率で当たります♪

【ボディーちゃうんかーい】

1.右のボディーフックを叩き込みます。打ったら返しは左フックがいいです。右ボディーフックは単発で打つなら出した後は、ダッキングする

2.対人中にも何度か叩き込む

3.いよいよオーバーハンドを当てるときは下を見ながらボディーフックを打つようにオーバーハンド。相手が左のパンチをカウンターで狙ってきている場合はカウンターのカウンターになるので好都合です。
オーバーハンドを打った後はダッキングの動作で左のパンチをよける。右のパンチも右に踏み込んでダッキングをしているので被弾する可能性は低い。

サウスポーに対してのオーバーハンド


オーソドックスVSサウスポーのさいにパーリングを多用する相手に対して有効なやり方を説明します。
先ずはどうゆう反応をするのか確認するためにストレートを伸ばします。
相手がディフェンスするときパーリングが多いと判断したら罠に嵌める準備をします。
このときは出来る限りコンパクトなモーションで強いストレートを打ちます。ここからは
ジャブやその他の攻撃で揺さぶりつつノーモーションの強いストレートで警戒させて横からの攻撃に対するガードを甘くさせます。
そして、頃合いを見て今まで違った振りの大きいオーバーハンドを打ち込みます。
こうすることで真っ直ぐのパンチに慣れてていた目が死角からくる攻撃に対応しずらくなって当たりやすいのです。
総合格闘技の場合はこれプラス
タックル見せておくと下に意識が散るため、
よりビックヒットさせる可能性が高まります。



最後に・・・
名古屋のロイ・ネルソン選手。

オーバーハンドに限らずどのような技も
メリットデメリットがあるのでそこをよく理解して練習していきたいですね♪



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